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1998 09 09-WED
Modified 20:00 |
[News]
サンヨーのデジカメにQuickTime3 Proバンドル |
[Link]
→DSC-X100
(サンヨー) |
- 本日付けでサンヨーから新しいデジカメがリリースされ10月に発売になります。XGAの解像度でを持つDSC-X100は、動画の記録も可能。最大60秒の音声付き動画が録画できる。録画フォーマットはAVIのMotionJPEG形式。320x240ピクセルで最大15フレーム/秒の動画記録・再生が可能。能。160x120ピクセルで最大60秒の記録ができます。
ここまでは、まぁ普通かなと思って下まで読み進むと、別売りオプションのパソコン接続キット(結局接続のために一緒に買うキット)にはQuickTime3
Pro日本語版がバンドルされています。偉いよサンヨー!。デジカメでQuickTime
Proをバンドルした製品は初めてだと思います。キットにはハイブリッドCD-ROMが添付されてMacintosh/Windows版のQuickTime3が入っています。
なおDSC-X100は65,000円、接続キットは11,000円です。
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[News]
コンピュータサイエンス学会でQuickTimeテクニカルセミナー開催 |
[Link]
→第10回日本コンピュータサイエンス学会学術集会
(アップルコンピュータ)
→日本コンピュータサイエンス学会
→産婦人科情報処理研究会SIG |
- 9月13日(日)に行われる第10回日本コンピュータサイエンス学会学術集会において、テクニカルセミナーとして事業推進本部 渡辺泰氏による『QuickTime
3の最新テクノロジーの紹介』が行われます。セミナーではQuickTimeとColorSyncにスポットを当てて行われるそうです。(15:05〜15:35)
同集会では、アップルコンピュータ株式会社代表取締役社長 原田永幸の講演、マイクロソフト株式会社代表取締役会長 古川享氏の講演とアスキーの西氏を加えてパネルディスカッションも行われます(仲いいね)
会場はパシフィコ横浜。詳細はアップルにあるリリースを参照して下さい。参加は有料で一般の事前登録が7,000円、当日10,000円になります。
また同集会と同日に第47回産婦人科情報処理研究会SIGが行われ、こちらでもQuickTimeに関する特別講演が行われます。こちらの講演のほうが実質的な応用が紹介されるそうなので内容が充実していて役に立つと思います。講演内容は以下の通り。なお、参加には事前申込みが必要で、東京マタニティクリニックへお問い合わせ下さい。こちらは無料です。
(15:45〜16:15)『QuickTime Movie活用のための素材作り』
(株)イメージアンドメジャーメント、廣田充孝氏
(16:15〜16:45)『総括-QuickTime最新テクノロジーの紹介』
東京大学医学部 法橋尚宏氏
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[News]
AppleStoreでSorenson Video Developer版が特別セール |
[Link]
→Sorenson Video
(AppleComputer) |
- シーボルトスペシャルだそうで、SorensonのDeveloper版コーデックが、9月12日まで通常$499が、$100ディスカウントの$399で販売されています。AppleStoreからオーダーできます。Sorenson
VideoのDeveloper版では更に低いデータレートのムービーの制作などが可能ですが、MoviePlayerだけでは本領を発揮できないので、MediaCleanerPro3.0とのバンドル版をオススメします。
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1998 09 06-SAT
Modified 1:30 |
[Opinion]
PDFを使ったワークフロー |
[Link]
→Pierre Design |
- Pierre DesignさんのサイトでのSeyboldレポートでAdobeのAcrobatすなわちPDF(Portable
Document Format)がワークフローの一部として定着しつつあるというレポートがありました。
私もグラフィックデザインを生業としている関係で,実際に最近PDFファイルでデータをやりとりすることが多くなってきています。そのひとつの理由として,クライアントはMacを持っていない場合が多いが既にメールやウェブブラウザの導入をしているところが多いという点があります。Macintosh上で作成したレイアウトデータを,PDF化して,xxx.pdfという拡張子をつけてメールに添付して送ったり,ウェブサイトに置いてMIME設定をするだけで,クライアント側ではフリーのAcrobat
Readerを入れるだけでPDFファイルを開いて見ることができるようになります。この方法を使えば一度プリントしてファックスで送ったりバイク便で送るようなコストがなくなり,出来上がりから数時間後にレイアウトを見ることができます。
また出版社なども編集者がイラストを依頼する際にレイアウトの全体像やイラストのサイズを指定しなくても,ラフレイアウトをPDFファイルにしてメール添付で送ってくることが多くなっています。確かに日本語フォントの使用に制限があり,完璧な校正にはなりませんが,ある程度書体を想像することで全体のレイアウトイメージは十分伝わってきます。それよりも問題はWindows上のカラーマッチングかもしれません。Acrobat
Readerを入れる時には一緒にAdobeガンマを入れてWindows上のカラーを調整させることをさせて欲しいと思います。
またWindowsではMicrosoftがMS Wordがデファクトスタンダードになっていることもあり,直接Wordの書類を印刷所に持ち込んで簡単な社内文書であればそのまま印刷してしまうことも多いようです。そこでQuarkXPress4.0日本語版のWindows版が発売されたこともあり,Windows上でWordやPageMakerに食い込んで行こうとしているようです。実際に国内の販売代理店ではWindows向けはプロフェッショナルDTPよりも社内文書の高水準化をターゲットとしてビジネス分向けにセールスマニュアルやトレーニングマニュアルを作成して売り込もうとしているようです。
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1998 09 05-SAT
Modified 2:00 |
[Opinion]
iMacでTV映像を見るには? |
[Link]
→QuickCAM.com
(Connectix/Logitec)
→USB PC Camera
(Phillips)
→DVC323
(KODAK)
→QuickTime TV
(AppleComputer)
→PortShare pro
(StalkerSoftware)
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- 現在いくつかUSB対応のビデオカメラが発売されているが,これらのうちiMac用のドライバが用意されているのは,Connectix(Logitec)のQuickCAM
VCのみ。他にもKodakやPhillipsからも発売されているがWindowsのみとなっている。これらはレンズとCCD部分が製品に内蔵されたもので,残念ながらビデオ入力用の端子はない。Phillipsの製品は割とiMacに合いそうなデザインなのに。
同じConnectixからQuickCAMの姉妹品で,レンズとCCDが無い代わりにビデオ入力端子が付いたQuickClipという製品があるが,これもWindowsのみだ。基本的な構造は同じはずなのでConnectixにiMac用のUSBドライバーでQuickClipが使えないか,とメールを出したが,駄目でしょうとの事。買って試すわけにもいかないのでiMac対応ドライバーが出るのを待つしかない。
他に手として考えられるのがソフトウェアで実現してしまう方法。他のMacintoshとEthernetでつなぎ,PortShare
Proという製品で他のMacにつながっているシリアル製品を使ってしまうという手。これならシリアル機器が色々使えるようになる。この手の製品はシリオールとか同じようなソフトがあるので実現できるかもしれない。PortShare
Proを出しているStalkerSoftwareでは,SCSIをシェアするSCSI Shareも出している。
もし他にビデオ入力の付いたMacやWindowsマシンがネットワーク上にあるなら,ストリーミングサーバーを立ち上げちゃうという方法もある。WindowsであればRealServerでTV画像をエンコードして発信してしまう。もちろんクローズドな環境でEthernet上のTCP/IPなら結構速いはず。Macであれば本来次のQuickTimeバージョンで実現されるはずのリアルタイムエンコードがあればそれで可能だが,今なら開発から取り残されたQuickTimeTVという手が使える。エンコーダーとプレイヤーが両方あるのでプレイヤーをiMacに入れておけばいい。
どの方法を考えても面倒なことに変わりない。どっちにしてもTVかビデオのチューナーが必要だし,USBチューナーとか,USBケーブルTVトップセットとかいいと思うんだけど,あとirDA付きのTVとかどっか製品化しないかな?
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1998 09 04-FRI
Modified 15:00 |
[News]
eMediaWeeklyのDigital Media Awards発表 |
[Link]
→DigitalMediaAwards
(BusinessWire)
→eMediaweekly |
- 旧MacWEEK誌から、派生した新しいメディア誌eMediaWeeklyがSeyboldでDigital
Media Awardsを発表しました。8月にノミネート製品のリストを紹介しましたが、今回Seyboldに合わせて1日にそれぞれ12ジャンルのデジタルメディア製品が掲載されています。受賞製品は以下の通り。残念ながらQuickTime関連で入ったのはEditDVぐらいでした。
■Product of the Year: Epson Stylus Pro 5000
■Best Imaging Software: Macromedia FreeHand 8.0
■Best Web Publishing Tool: GoLive CyberStudio 3.0
■Best Prepress Software: Extensis Preflight Pro 2.0
■Best Imaging Hardware: Imacon FlexTight Precision
■Best Design Plug-in: Vivid Details Test Strip 2.0
■Best Multimedia Tool: Equilibrium DeBabelizer
■Best Prepress Hardware: Epson Stylus Pro 5000
■Best 3-D Tool: Alias/Wavefront Maya
■Best Video Tool: Radius EditDV 1.5
■Breakthrough Technology:
Applied Science Fiction Inc.-- Digital ICE
Nikon Super Coolscan -- Digital ICE
■Best Web Graphics Tool: Macromedia Fireworks 1.0
■Leadership Award: Heidelberg
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1998 09 03-THU
Modified 20:30 |
[News]
BuenaSoftwareからQuickTime Effect集 |
[Link]
→QuickTime Effects Pack
(Buena Software)
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- Buenaからは今までもAdobe Premiere用のプラグインを発売していたが、QuickTime3のプラグインモジュール化によって、このような商品の発売ができたようだ。Effects
Packは以下の5つのモジュールが入っている。
■Color-Pass(特定の色以外を白黒化する)
■Camcorder(ビデオカメラから覗いたように、フレームが表示され、画面に横縞のノイズが入る)
■VideoNoise(ムービーに静止/干渉をシュミレーションするヘビーノイズや、粒状の軽めのノイズをかけられる)
■Contrast and Brightness(コントラストと明るさを調整するフィルタ。ムービーの補正や、ムービーにインパクトを与える効果として使える)
■Negative(ムービーを反転させる)
同ソフトはMacCentralの主催するQuickTimeプログラマーズチャレンジにエントリーしている製品。このコンテスト、かなり有望なソフトが色々集まってきている。
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1998 09 02-WED
Modified 3:30 |
[News]
Terranから新しいQuickTime3ツール、VideoPrismがデビュー |
[Link]
→Terran univel VideoPrism
(BusinessWire)
→Teran Interactive
→Delta E
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- 画像圧縮Utility、MediaCleanerPro3を出荷したばかりのTerranから新しい製品がリリースされる。Delta
E社の開発したVideoPrismで、ムービーにQuickTimeエフェクトやフィルタをかけることができる。MacOSプラットフォーム向けに今年の第4四半期に$159で発売される予定。
開発元のDelta Eに、MovieTweakerという製品のインフォメーションが掲載されている。このMovieTweakerをブラッシュアップした製品がVideoPrismになるようだ。
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[News]
IntergraphがMacFriendyラインナップにQuickTime3Proをバンドル |
[Link]
→MacFriendy
(Intergraph)
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- IntergraphのWindowsNTワークステーションExtreamZに、MacFriendy
Windows NT Solutionsというページができた。これはマシンスペックの足りないAppleのマシンと合わせてWindowsNTベースのIntergraphを一緒に使うことでトータルなPC環境をアップさせようとの試みのようだ。MacFriendlyと商標登録してロゴまで作る意気込みだ。
このワークステーションにはQuickTime3 Proがバンドルされている。Macとのコネクションのために、MACLAN
for NTを使い、MacOpenerによりファイル互換性を保っている。
Appleの現状製品に煮えきれないオーサリングユーザーにアピールする製品で、業績の良くないIntergraphはAppleの牙城を切り崩そうとしているように見えます。
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1998 09 01-TUE
Modified 13:00 |
[News]
カラーマスキングとムービー作成が可能なMaskerade |
[Link]
→Maskerade
(bergdesign)
→VertiWorks
(bergdesign)
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- Maskeradeは、静止画の背景の一定の部分を切り抜きできるソフト。ブルーバックなど1色で撮影した写真を切り抜いたりすることができるソフトだ。競合ソフトとしてExtensisのMaskProや、ChromaticaのMagicMask、UltiMatteのPhotoFusionなどがある。競合ソフトに比べて、色を選ぶだけで済むので使う人のレベルに関係なく、より透過部分の合成が自然でなめらかな合成が可能になる特長がある。各競合製品との比較表も掲載されている。面白いのは背景の切り抜いた色をサイクルさせるムービーを作成できる機能があること。値段は$995と結構高く、さらにドングル付き。現在ファイナル版がまだ完成していないが、トライアル版もダウンロードできるようになるそうだ。
製品自体はかなりプロ向けを意識したもので、高速性(266MHzのG3で2048x2048の画像を30秒で処理)と処理のし易さ、高精度を売りにしており、今までこのようなソフトは$2000、$3000ほどするものだった(でもせめて$500にして欲しかったな)
同サイトにあるiMacのバックグランドカラーのサイクルアニメーションを見て貰えれば、Maskeradeの威力がわかるはずだ。iMacの半透明な部分のカラーも綺麗に背景の色が見えて、その色がゆっくりと変わる様がQuickTimeムービーで見れる。
ちなみにこのbergdesignという会社、PC環境に適合した色々な構築が可能なVertiWorksというデスクも作ってる。
これが結構よさそう。
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[Review]
高品質なマルチプラットフォームムービーを作成するTrueMotion2.0 |
[Link]
→TrueMotion2.0Download
(DuckCorporation)
→TrueMotionCodec出荷
(MacWEEK Japan)
[Screen]
→Mac版TrueMotion2.0は
こうなっている。
(画面ダンプ) |
- Duck Corporationから、TrueMotionのQuickTime3用コンポーネントのベータがリリースされた。現在ほとんど最終的なベータに入っているそうだ。このコンポーネントは、一つのファイルを機能拡張に入れるだけで、CinepakやSorensonと同じようにQuickTimeを圧縮する時のひとつのコーデックとして利用できます。
まず、TrueMotionについて説明しましょう。最近ではWindowsプラットフォームでは有名な圧縮フォーマットになっています。初期のTrueMotinoSでは、3DOのゲームマシン用の画像圧縮フォーマットとして採用され、最近ではSEGAのSaturnに採用されている。またWindowsでのDirectDrawに採用されており、WindowsMediaPlayerをインストールするだけでTrueMotion2.0のムービーが見れてしまう。 TrueMotionは低い転送レート向けは考慮されておらず、インターネットなどの低速向けの画像圧縮というより、CD-ROMなどの200〜400KB/secといった高転送レートで高画質を実現するコーデックとして製品化されています。そのためゲームなどのエンターテイメント分野で使われることが多く、同社のウェブサイトに置かれているサンプルムービーがスクウェアの「FinalFantasyVII」のオープイングムービーであることからもわかります。サンプルムービーはAVIファイルとして掲載されていましたが、そのままダウンロードしてMoviePlayerで開けます。
TrueMotionフォーマットの利点として上げられるのがムービーを2倍の大きさで表示した時にも画質を落とさない点で、他のQuickTimeムービーでは2倍表示にすると、ドットがそのまま大きくなるだけですが、TrueMotionでは、インターレース機能により2倍にしても綺麗に再生できます。MPEG
Movieを表示した時にも同じようなインターレース機能があります。この機能により320x240といった小さいムービーサイズを640x480のサイズで再生することができます。詳細な技術については明記されていませんが、このインターレース機能がTVゲームに向いているのかもしれません。
Macitnosh版のTrueMotionCodecをインストールするとMoviePlayerでQuickTimeムービーへ書き出す時に"TrueMotion"が選べるようになります。オプションとして、「Grainy/Film(ノイズのあるビデオやフィルムに使う)」「Clean/Video(ノイズが少なくスムースなソース向け)」「High
Detail/Rendered(平面)的な部分の多い映像、セルアニメやテキスト向け」と画像ソースのタイプに分けて選べるようになます。圧縮方式は独自の形式のようですが、1枚ごとに圧縮されており、JPEGのような画像劣化が見られるのでMoiton-JPEGに似たものだと思います。QuickTimeムービーにTrueMotion2.0コーデックで保存したムービーは、Windows
MediaPlayerがインストールされていれば、そのままWindowsで再生が可能です。
詳細は、画面ダンプともに別ページに掲載しましたので左のリンクからご覧下さい。
残念ならがSEGA Saturn用のCD-ROMが手元に1枚もないので、Saturn用のCD-ROMに収録されているTrueMotionムービーがMacintosh上で再生できるかどうかは実験していません。
(QuickTimeBBSでKojiさんによると、真っ白で音も出なかったそうです。誰か成功したら教えて下さい。)
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