レゴから映画監督養成キット登場。日本語版の発売が待ち遠しい

気分はレゴで映画監督
LEGO Studios Steven Spielberg Movie Maker Set

子供のころから映画に親しむ
映画監督のインタビューで「小さい頃、映画館にこっそり出入りして見ていた」とか、「父親が映画好きでよく連れて行ってくれた」など、子供の頃から映画をよく見ていて、それがこうじて映画監督になった話を聞くと、才能もないくせに自分も映画をもっと見ていれば……と環境のせいにしてあきらめたこともあった。といっても、「小さいころから映画を撮っていたので」という映画監督はあまり聞いたことがない(スピルバーグは12歳でカメラを回したと書いてあったが)。
 しかし、DVカメラも10万円台のものが普及してきたので、「子供の頃からビデオカメラを回していた」という新進の映画監督がでてくるのも時間の問題だろう。
 ここで紹介するのは子供のころから映像に関わるチャンスを与えてくれるレゴの「映画監督養成」キットである。

レゴブロックが基本

 レゴといえば原色のカラフルなブロックで、一度は遊んだことがある人も多いだろう。最近ではレゴブロックで組み立てたものをパソコンで動かす「マインドストーム」が有名だが、今回は映画監督養成キットである。しかも、スティーブン・スピルバーグが協力しているというからには、なおのこと興味を引かれる。
「LEGO Studios Steven Spielberg Movie Maker Set」はブロックで組み立てられたムービーカメラ、ビデオ編集ソフト、撮影の小道具、キャラクターがセットになったビデオ編集の入門キットだ。映画撮影の知識や技術が詰まったガイドブックもつく。